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赤ちゃんが生まれた瞬間から使用する紙おむつ。おむつにも様々な種類があり、初めて選ぶ場合は何を購入すればよいか迷いますよね。

赤ちゃんの肌に良いものはもちろんですが、毎日何枚も使うのでコスパが良いことも大事です。本記事ではまず生まれてから半年くらいまで使用するテープタイプの紙おむつに焦点をあてて、定番ブランドの紙おむつをすべて購入し、ガチンコで徹底比較してみました!

メーカーからは一切お金をもらっておらず忖度なくレビューしています。

紙おむつ”ベストバイ”情報を掲載していますので、是非購入時の参考にしてください。

すべて実際に購入して検証しています。

おむつを並べた写真
おむつ実験中の写真

紙おむつのタイプ

紙おむつにはテープタイプとパンツタイプの2種類があります。

テープタイプ

生まれた直後から寝返りする6か月ごろまではテープを使用します。赤ちゃんを寝かせたままでも取り替えやすく、おなか周りののテープを赤ちゃん体型にあわせて調整できることができます。

また、パンツタイプと比較して安価なこともメリットです。

デメリットは、赤ちゃんが動き出して特に歩いてしまうと交換しにくいです。

パンツタイプ

3か月以降から順次パンツタイプを使用できます。動くことも多くなってくるとパンツタイプが良いです。歩いたりしても体にフィットしてくれるので漏れを防止できます。

デメリットはかさばるので、収納や持ち運びがテープタイプと比べると手間ではありますが、成長にあわせてパンツタイプへ移行するのが基本的にはよいでしょう。

紙おむつのサイズ

紙おむつは5段階にサイズが分かれています。

新生児サイズ~5kg
Sサイズ4~8kg
Mサイズ6~11kg
Lサイズ9~14kg
Bigサイズ12kg~
(紙おむつのサイズの表)

ポイントは月齢ではなく体重によって分かれることです。同じ月齢でもお子さんによって体型や体重が変わってきますので、お子さんの体重にあったサイズを選んでください。

なお、メーカーによって各サイズの対象体重範囲が異なることにも注意です。例えば、あるメーカーではLサイズだが、別のメーカーではぎりぎりMサイズでもいけることもあります。必ず紙おむつのパッケージに対象体重が書いてありますので、確認してから購入しましょう。

紙おむつの構造

テープタイプの紙おむつはこちらのようになっています。

内側

あかちゃんおしりとおまたが接する部分です。おしっこやウンチが吸収できるようにふわふわになっています。

ギャザー

ももの周りにピタッとくっついて、足からの漏れを防いでくれます

テープ

おむつを背中からおしりを通って、腰のほうまで覆うように折り曲げます。そのあとにおむつを止めるのがテープです。

漏らさないけど締め付けすぎない、おなか周りに指一本入るくらいが目安です。

おしっこでたよサイン

おしっこが出た際に色が変わり、おしっこがでたことを目で見て確認しやすいようになっています。

通常ラインとプレミアムラインの違い

最近は各社通常のおむつに加えプレミアムラインを販売しています。

プレミアムラインは赤ちゃんの肌触りがよりよくなったものです。

最近は、「わが子にできれば良いものを」と思う親も少なくなく、プレミアムラインの売り上げも上がっています。

当然ですが、「プレミアム」とついているので、お値段も通常ラインと比べてあがります。

「塵も積もれば山となる」ということで、ご家庭の経済状況も加味して選択するとよいでしょう。

個人的な意見ですが、編集部の家では通常版を使用しており特に問題はありません。日常でおむつかぶれすることも少ないです。

紙おむつを選ぶポイント

紙おむつを選ぶ際に見るべきポイントは4点あります。

①もれにくさ

おむつのシートがきちんと吸収して漏れを防いでくれるか

②かぶれにくさ

吸収して乾くまでの時間を早め、おむつかぶれを防いでくれるか

③使いやすさ

おむつのとりだしやすさ、使い勝手、お出かけ時の持ち運びのしやすさ

④コスパ

一枚あたりが安いか


コスパあたりは自分でも計算できるかと思いますが、もれにくさ等は実際使ってみても分からないこともあります。自分で各種メーカを比較することは大変です。

そこで、ファミナビ編集部が今回定番のおむつを購入して徹底比較することにしました!

検証観点と方法は以下のようになります。

ファミナビ編集部の検証観点

おむつを選ぶべきポイントの4点で検証します。

①もれにくさ

色を着けた人口尿を100mlずつおむつに入れて、漏れた時点の量を測定します。

②かぶれにくさ

人口尿を100mlいれ、5分後にティシュペーパーを押し付け液戻り量を測定します。

③使いやすさ

かさばり具合、おしっこでたサインの見やすさを横並びで比較します。

④コスパ

Amazonで各商品を検索し、一枚あたりのコストを算出します。

(2024年2月時点)

ランキング

それではランキングを発表します。

第1位 パンパース さらさらケア

Sサイズ価格:312枚 8,280円~

※検証時価格

ランキング1位に輝いたのはP&G社のパンパース さらさらケアです。

こちらは吸収力やかぶれにくさもよく、コスパもよく、全項目で上位を獲得しました!

迷ったらこれです!

※1枚あたりの価格:21円

おしっこでたよサイン

真ん中に水色へ変色するシンプルな線一本です。

第2位 ムーニー ゆるうんちストッパーでモレ0へ

Sサイズ価格:82枚 1593円~

※検証時価格

ユニ・チャーム社のムーニーです。

かぶれにくさとコスパが最上位の商品でした。なるべく安くすませたいけど、おしりかぶれはケアしてあげたい・・・という皆様にはぴったりな商品です。

※1枚あたりの価格:約13円

おしっこでたよサイン

3つの線があり、真ん中でも両端っこが吸収してても見逃しません。

第3位 ムーニー ナチュラル うまれたてのお肌に低刺激で安心

Sサイズ価格:116枚 2685円~

※検証時価格

ユニ・チャーム社のムーニーのうち、ナチュラルと呼ばれる質感の良いおむつです。

オーガーニックコットンを配合して赤ちゃんに優しい肌触りです。

少しかさばるのが難点ですが、それ以外は非常に品質のよいおむつです。

※1枚あたりの価格:約25円

おしっこでたよサイン

3つの線があり、真ん中でも両端っこが吸収してても見逃しません。

デザインもおしゃれです。

第4位 メリーズ ずっと肌さらエアスルー

Sサイズ価格:192枚 3,238円~

※検証時価格

4位は同率で2つあります。一つ目は花王社のメリーズです。商品名のとおりずっとさらさら感をキープするということで、実験時もかぶれにくさはぴかイチでした。

値段もそこそこ抑えられているため、おむつかぶれやしやすい赤ちゃんはメリーズがおすすめです。

また、他の製品よりおなか周りと太もも周りが大きめに作られているので、大きめの赤ちゃんにおすすめです。

※1枚あたりの価格:約22.7円

おしっこでたよサイン

真ん中に2本の線が入っています。

第4位 パンパース はじめての肌へのいちばん

Sサイズ価格:210枚 6,780円~

※検証時価格

4位は同率で2つありますが、2つ目はパンパースの「はじめての肌へのいちばん」です。

とにかく触り心地が気持ちよくて、これを履けたら赤ちゃんも絶対うれしいはずです!

また、実験の結果もれにくさも上位クラスでした。赤ちゃんの履き心地が気になる方にはこちらがおすすめです。

※1枚あたりの価格:約25円

おしっこでたよサイン

真ん中に一本線のシンプルなタイプです。

第5位 メリーズ First Premium

Sサイズ価格:198枚 5,118円~

※検証時価格

メリーズ First Premiumです。メリーズはすでに一つ紹介していますが、こちらはさらに肌触りにこだわった商品です。触ってみるとわかりますが、ふわふわです。赤ちゃんの肌はこちらによいと思いますが、少しお高いところが難点。この金額の差があまり気にならなければこちらのメリーズもありです。

※1枚あたりの価格:約32.6円

おしっこでたよサイン

おしっこでたよサイン:

真ん中に2本線のシンプルなタイプです。

第6位 グーン プラス 敏感肌設計

Sサイズ価格:82枚 1,915円~

※検証時価格

エリエール社のグーンです。グーンはなにより安い!金額的にママ・パパのお助けマンであることは間違いありません。

いうまでもないことですが、安くて最高品質は難しいものです。安いなかでも最低限の品質を担保してくれているエリエール社に感謝です。

なにより安く抑えたいかたはグーンで決まり!

※1枚あたりの価格:約16円

おしっこでたよサイン

おしっこでたよサイン:

真ん中に2本線のシンプルなタイプです。